今まで生きて来て死を覚悟した事がある。
それは、大学の倶楽部の夏合宿だ。
奴隷から平民になった二十歳の時、練習の合間にみんなで猿山に行き、注意事項で絶対にポケットに手を入れないで下さい。眼を飛ばさない大きな動きはしないで下さいでした。
だが、天皇から神様になった四年生が手をポケットに入れて歩いていると猿が、
食べ物が有るのかと思いポケットから財布をパクって逃げて行った、慌てた神様が自分たちに捕まえろと叫んだので自分
達平民は、奴隷を連れて追いかけ群れの中に走って行った、一年生は奴隷になりたてで余り役に立たない、外から神様が
柱の上におるぞ、井上行け!!
押忍!!と言ったのは良いが柱の下まで行くと、後ろから一匹が威嚇して来たので、蹴りを入れる格好をした瞬間
30匹ぐらいの猿に囲まれ身動き取れない状態で、自分は大きな声でコラァーボケと叫んで逃げようとしたら、神様が逃げるな
闘えと抜かしおった、それも笑いながら。
押忍!!と言って、パンチを出す格好したり
蹴りを入れる格好したりして応戦していたら山の上からめちゃくちゃデカイ猿が
走って向かって来た。要はボス猿を怒らしてしまったのである。
あの猿の目は一生忘れない。
後から聞くと、No2とNo3も後ろにいたみたいで足を2ヶ所噛まれ、係員に助けて貰いました。
ひどく叱られ、財布は無事戻った!!
係員が助けてくれなかったらボス猿に殺されていたかもしれない、相手は手加減を知らない猿やから。
それ以来私は、神様信じない男になりました。
耐えがたきに耐え、忍びがたきに忍び
自己滅却の境地に至る
これすなわち、押忍の精神なり!
押忍
失礼しました
男井上51歳
posted by 急運 at 00:17
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